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モノノート

創作用ブログ(予定)。

【パンドラ】ひきこもり日和【ハロウィン】

ディミータinカフェバー編
右から読んでね



ディミータ自身は非力なんですが、眠りを妨げる輩に対しての攻撃力のみ300%を超えるとか超えないとか。

というわけでハロウィンの日はカフェバーでは籠城戦態勢をとります。
二人はこのまま放っておいてもなんとかやり過ごせそうな感じ。
もちろん店に逃げ込んできてもいいし、周りの魔物をやっつけてくださってもよいです。嬉しいです。


問題などございましたらビシバシご指摘くださいませー

(セリフのみ)


「…それで、どうして魔物がこんなところにいるの?」
「なんでも、汚染地域から出てきたんだとかどうとか言ってたな。この辺だけじゃなくて街中に溢れ出てるらしいけど」
「うーん…じゃあ、ユグドラシル所属の人は今日は来れないと思って良さそうだね」
「というか、街中に魔物が出たんだから他の組織の連中も処理に出てるんじゃ…これじゃ、今日はハロウィンパーティどころか営業もまともにできないな」
「そうだねぇ。残念」
「……余裕あるけど、俺たちも危ないんだからなディミータ」
「わかってるよ。僕もさっきはなんとか撃退はできたけど次はまず無理だろうし、君だってお世辞にも戦闘ができるわけじゃないしね」
「ううう、せめてマールがいてくれればなー…もうちょっと安心できるのになー…」
「マールはワルキューレの戦闘班だからねぇ…今頃魔物討伐で忙しいと思うよ」
「でもここだって街の一角なんだし、せめて誰かが様子見に来たりとか!ついでに周りにいる魔物きれいに一掃してくれたりとかあってもいいと思うね!」
「あはは、そう都合の良いことが」


コン コン


「……」
「…………」
「……今の、ノックの音?」
「みたいだね」
「こんな時に外から誰か来るってことは…もしかして助け」
「魔物かな?それとも助っ人かな?」
「魔物がノックなんかするもんかー!!?」
「ノックっていうか、ドアを破ろうとしてるのかもね。さっきの魔物だってそうだったし」


ドン!ドン!


「ほら」
「ほらじゃなくて!…ど、どうすんのディミータ!?ドア開けるか!?」
「うーん、もし人だったら入れてあげなくちゃだけど、魔物だったら僕らおしまいだねぇ」
「なんでそんなに呑気!?」
「そうだ、二階の窓から入口を覗いてみればいいんじゃないかな」
「ああ、そっか…じゃあ俺見てくる!」


「…さてさて、どうしたものかな、っと」



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